バリ島デンパサール国際空港 ~ロストバッゲージ~
出てこない。。。
スーツケースがいつまでたっても出てこない!!!
なにか異常なことが起こっても「自分は大丈夫」。
これを正常性バイアスと言うそうです。
事実を認められずに大きくへこんだり怒りの感情を抱くよりも、さっさと現実を認めて次の行動に移るがよろし。
ということで事前に頭に入れておくとパニックにならない
ロストバッゲージです。
うそでしょ~~~⤵
ロストバッゲージにあう前に
半券は必ず保管!!
チェックインの際に、預け荷物と引き換えにこういう半券をもらうと思います。
今まで必要だったことはないし~。 別に税関でもチェックされないし~。
といって決して捨ててはいけません!!
これはあなたの荷物を証明できる唯一の証拠。
荷物を受け取るまで決して捨てないようにしましょう。
大抵チェックインの際に、航空券に張り付けられているか、パスポートにはさまれています。
必ず取っておきましょうね~
ロストバッゲージにあってしまったら
1.気持ちの切り替え
さてターンテーブルの前で、気が遠くなるほどの時間が過ぎたあなた。
なんなら次の便の荷物が出てきても、かすかな希望を持っているあなた。
・・・そろそろあきらめましょう。
バッゲージサービスカウンターがあります。
荷物が出てくるはずだったターンテーブルと同じエリアにあります。
そちらに行きましょう。きっと仲間がいるはず。
言葉は通じなくても、きっと目を合わせれば気持ちが通じ合い、妙な一体感が生まれます。
間違っても落胆のあまり、すべてをあきらめて税関エリアを抜けてしまわないようにしましょう。
自分のスーツケースに会える可能性は絶望的になります。
まだ希望は捨てないで!!
2.バッゲージサービスカウンターへ
・パスポート
・預け荷物の半券
・荷物(スーツケース)の写真
半券は荷物1個ごとに発行されるので、無くなった荷物の半券を先に用意しておくと手早く処理してくれます。
受け取ることの出来た荷物のタグと、半券を見比べれば、どの荷物が無くなったのか判断できます。
カウンターに行くといろいろ説明しなければいけません。
パスポートや、受託手荷物の半券などを渡します。
滞在先の住所や、つながる電話番号も聞かれます。
スーツケースの特徴についても聞かれます。
ハードケースなのかソフトケースなのか、スーツケースなのかハンドバッグなのか。。。
色は何か?材質は?? 説明は面倒なので。。。
出発前に荷物の写真を撮っておきましょう。
これ大事。百聞は一見に如かずです。
3.証明書の発行
いろいろ説明した後に、証明書の控えをもらえます。
なんだか空欄ばかりだけどご心配なく。
この紙を持って、涙を流して空港を去りましょう。
ロストバッゲージに備えて、一泊分の着替えくらいは機内持ち込みにしておくとよいかもしれまん。
荷物が見つかると電話がかかってきます。
ちなみにわたしは、空港を出て5分ほどで電話がかかってきました。
「見つかったよー。 別の人が間違って持って行って、返しに来たー。」
くれぐれも荷物の取り間違いには気を付けましょう。。。
空港での荷物受け取り
ほどほど疲れていたので空港に戻る気力はなく、「次の日に取りに行くよ」とお返事。
ここからはデンパサール国際空港の手順を解説いたします。
・パスポート
・証明書
・念のため、半券と航空券
1.3階の出発ロビーへ
手続きをしたのは1階の荷物受取りエリアですが、引き取りは3階からスタートです。
チェックインカウンターのエリアに入るところに、手荷物検査場があります。
そこの係員に事情を説明しましょう。 証明書を見せるだけ大丈夫です。
よくある事なので(よくあってもらっては困る!)、慣れたものですぐに分かってくれます。
他の出国する人と一緒に、手荷物検査を受けます。
空港職員が待ち受けてくれているので、チェックインカウンターを横目に黙ってついていきましょう。
ここからは空港職員についていきましょう。
2.1階の荷物受け取りエリアへ
空港職員についていくと、職員専用扉を通り、さらに再度手荷物チェックを受け、誰もいない通路を歩いていきます。。。 どこに連れて行かれるんだろう。。。
エレベーターに乗るよう言われるので素直に従いましょう。
すると、見知った1階へ。
ここは荷物が出てこずに放心状態になっていた場所。そう荷物受取エリアです。
職員に連れられてバッゲージサービスカウンターへ。
国際線のサービスカウンターは2か所あるので、自分の手続きをしたカウンターに連れて行ってもらいましょう。
そこで引率の空港職員とはお別れです。
カウンターで証明書を渡すと、自分の懐かしい荷物と再会できます。
再会の感動は空港にはつきものですが、荷物とのこの再会は職員にとっては日常。(日常では困る!)
誰も感動を共有してくれませんし、拍手もしてくれませんのであしからず。
3.税関カウンターへ
荷物を受け取ったら、ウキウキしている何事もなかった他の旅行者と一緒に税関カウンターへ向かいます。
申告カウンターでロストバッゲージにあった荷物を取りに来たんだと説明しましょう。
荷物を指差して「ロストバッゲージ」というだけで大丈夫です。
その後職員の指示に従って、税関事務所に行ってまた説明。いつ着いたのかとか聞かれます。
職員は手書きのロストバッゲージリストを持っていて、供述が正しいのかを確認されます。
間違いなければ無事通過。
まとめ
一度入国しているのに、もう一度税関エリアを歩き回るという、不思議な気分が味わえます。
荷物が出てこない時には冷や汗ものですが、ぜひそういうこともあるんだという心構えに思っていただければ幸いです。
手順が頭の片隅にでもあれば、ずいぶん気は楽かと思います。
この日デンパサールには、たくさんのヒースロー(ロンドン)行きの荷物がロストバッゲージとしてカウンターに置いてありました。
気の毒に。。。(涙)
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