バリ島東部 手間がかかった天日塩 おいしいお塩 ~ クサンバの塩 ~
こんな方にオススメ記事:
・有名なクサンバの塩を格安で買いたい方。
・作っているところも見てみたい。
・東部の観光の一つに。
バリ島はお塩でも有名です。
クサンバ産の塩。
ここのお塩はとっても美味しい。
別に料理に長けていなくても、他の塩と味の違いに気づきます。
塩辛すぎない、甘みも感じられる優しい塩という感じでしょうか。
クサンバの塩なめて、一言で塩と言っても大きな違いがあることに気付きました。
昔ながらの製法で作っている、クサンバの塩をご紹介。
現地に行くと製法も教えてもらえます。
小売りもしてもらえます。
場所
今回はクサンバ地方の、塩農家さんにお邪魔しました。
Google Mapで場所はこちら。
Jl.Prof. Dr.Ida Bagus Mantra。
バリ島東部の主要道路をぐいぐい東に進みます。
たくさん天然塩の看板が出てきたら、クサンバ地区です。
その一角にあります。
駐車場は特にありませんが、クサンバ村のお墓周辺が空き地になっています。
そこに停めさせていただいて、塩農家さんのもとへ向かいます。
のんびりした田舎の空気を感じながら、でもワクワクしながら向かいます。
塩農場内
写真と共にどうぞ。
天日で塩を作る、なんとも手間暇のかかった製法です。
ヤシの木をくりぬいて、塩を作っていますね。
昔からこうして作っていたんでしょうね。
それにしても太陽の力だけで塩を作るっていうのは、根気がいりますね。
自然に感謝する気持ちも、おのずと育まれそうですね。
こちらは黒いビニールシートを使っています。
海辺に行くと、キレイに整えられた砂浜が。
ここに海水を撒くそうです。
すべてに手間がかかっているのが分かりますね。
海に見えるフェリーは、プニダ島行きの高速船です。
製法
農家さんに見せていただいた写真を元にご説明。
①整地した砂に、海水撒きます。
非常に重労働だそうです。
太陽の力をかりて乾かします。
②塩の結晶のついた砂の表面を採取します。
これもまた非常に重労働だそうです。
③ろ過装置に砂を入れ、そこにさらに海水を注ぎます。
すると、ものすごい濃度の塩水が抽出されます。
↓ これが実際のろ過装置。
奥の高くなっている部分に砂と海水を入れます。
塩水が溜まっているマスがありますが、下に行くほど(写真では左へいくほど)濃度が濃くなります。
なめさせてもらいましたが、飛び上がるくらい塩辛かったです。。。
④濃度の濃い塩水を、天日干しにして完成。
さっきのヤシの木をくりぬいた水槽を使います。
小売りもしてもらえます
今回、1kgをRp.30,000 で売っていただきました。
観光客値段だそうですが、それにしても安い!
手間暇考えると申し訳ないくらいです。
海風にあたりながら、穏やかで人懐こいバパとイブと会話を楽しみました。
どこでもそうかもしれませんが、手作業の産業は後継者不足が深刻なようです。
こちらも例外ではないみたいですね。
美味しい味が保たれていってほしいものです
まとめ
クサンバの塩と、その製法をご紹介しました。
なかなかに遠い所なので、なかなか足を伸ばしにくいかもしれません。
でもプニダ島への観光や、チャンディーダサへ行かれることがあれば、寄ってみるのも良いかもしれません。
実際に行けなくても、クサンバ産のお塩をお土産に買うときは、製法まで思いをはせていただけるかもしれません。
美味しい美味しい、個性のあるお塩。
優しいバパとイブの作ったお塩を楽しまれてください。
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